陶芸家きのしたなおみ

お店のストーリー

川崎市宮前区在住の陶芸家です。
手づくりの器とオブジェを売っています。

コンセプトは〇〇 x 〇〇
アメリカで陶芸を始めたバックグラウンドを生かし、日本的なものと海外の文化、伝統的なものと斬新なもの、一見対局にあるようなものを組み合わせる作陶をしています。

例えば、日本の吉祥文様の青海波をあしらった、ハロウィーンのカボチャのオブジェ。伝統的な呉須で模様を描いた上に、POPなピンクの釉薬を合わせたお茶碗など、

『ミスマッチ？でもちょっといいかも！』

を目指しています。

作品は一点一点手作りの上、柄のあるものはすべて手描きをしております。
なので、普段づかいの食器にするには、もしかしたら少しお高いかもしれません…。

頑張った自分へのご褒美であったり、大切な人へのプレゼントであったり、
大きな仕事を終えた後のお疲れ様の一杯であったり、
少し特別なシーンを彩る、ストーリーのある器でありたいと願っています。

同時に、出来る限り地球にやさしい制作活動を続けてゆきたいとも考えています。
縄文土器などが形をたもって出土しているのも見てもわかるように、陶芸の粘土は一度焼いてしまうとなかなか土には戻りません。
多くの陶芸家や窯業の産地では焼成などがあまりうまくいかなかった、いわゆるB級品は廃棄されますが、その割合は全体の一割に達すると言われています。
あまり出来の良くないものを世にだすと、ブランド価値を下げるというのが主な理由のようです。
私は、自分の作るものについては出来るだけ捨てず、どんな安価でも、価値を見つけて下さる方にお譲りしたいと考えています。
その分はすべて、社会に良い活動をしている団体に寄付させて頂こうと考えています。