サスティナブルキッチンROSY

お店のストーリー

江戸時代から続く町、東京・神田にある昭和20年代にお布団屋さんだった築70年の３階建ての看板建築の一軒屋をリノベーションしてつくったレストランです。元々の建物を活かし、柱を補強したり階段下にワインセラーをつくったり、真夏の暑い中、壁の漆喰をスタッフやボランティアの皆さんと塗りあげました。世界中から訪れるお客様に、この空間をお楽しみ頂けるように、そしてこのレストランが食を通じたエシカルなコミュニティの場となりますように・・。皆さんにお力添えを頂き、2018年9月にOPENする事ができました。　

ヴィーガンの方やベジタリアンの方、お肉料理を食べたい方、お酒を飲む方、飲まない方。そして、おひとりでご来店頂く方、接待やグループでご利用いただく方。私たちは、ROSYにご来店頂くお客様が、テーブルを囲んで笑顔で食を楽しんでいる姿をイメージしてメニューづくりに取り組んでいます。すべての命を尊重する事を大切にしています。そして、何より世界中の方々に旅の途中でROSYに来て頂きたいと願っています。先日、外国人の方で、今まで食べたヴィーガン料理を提供するお店でココが１番！と言って頂いたお客様にも出会う事ができました。オーストラリアから観光でこられた方、韓国から来て上手な日本語で『わたしは、ヴィーガンです』と伝えてくれたお客様。入国制限が解除され、少しずつ海外からのお客様がROSYにもお越し頂けるようになってきました。日本では、まだまだヴィーガン料理を提供している店が海外に比べ少ないため、私たちが存在し続ける事で、ヴィーガンの方の選択肢がひろがる事を願っています。

私たちは、こだわり農家のオーガニック野菜や、平飼いの自然卵、フェアトレードのスパイス、ナチュラルワイン、オーガニックビールなど人・環境・健康に配慮した食材をオープンからずっと使用し、大切な食のあるべき姿をお届けしています。世界中から来日する外国人の方はじめ、ヴィーガンの方、ベジタリアンの方が食べれる食事の提供や、食品アレルギーや疾患を持った方が、安心して食べれる食の提供をしています。私たちのレストランの役割は、お一人お一人の大切な命の食を繋ぐ事でもあります。