アヱルフィールド

お店のストーリー

　その人の眠った感性をつなげたい。

　小学校教員をしていた経験から、学校教育が集団行動を重視することで同調性、画一的、一般的な思考、理性的な思考を良しとし、自分らしさ・感性を抑えることを余儀なくする世の中をつくっていることに気づいた。救急救命士時代に社会と分断された人の末路を見て「子供の頃から伝えなくては」と小学校教員になった。しかし、そこで見たものは親子の分断、夫婦の分断、家族、子供同士、保護者、地域、同僚…とつながりが薄くなっている。そこに「こうあるべき」と教師が言うから子供の心からの感性も分断されていく。そこに加担していた自分も感性が閉じていることに気づき教員を退職した。

　普通に過ごしていれば感じられないことに気づけたのはeumo AcademyやEssential Management School（EMS）で人との対話から自分の興味関心に気づき、飯能の自然の中でさらに自分の身体性が高まっていく感覚、つまり本来の感性につながることで想いや共感から世界が広がっていく体感を得られたからだった。

　素材同士が引き立て合いさらに美味しくなる和食の和え物のように、ここに集う人や自然が和えることで何かの気づきを得られる場になれたら、自分の感性につながって自分らしく生きられたら、私が見てきた分断などない誰もが最幸な人生をいつからでも歩める。
　そんな一助になれたらという想いでアヱルフィールドを展開している。