株式会社未来創造部

お店のストーリー

株式会社未来創造部は環境ジャーナリスト・翻訳家としてグローバルな活動や全国各地のまちづくりに携わってきた枝廣淳子と、30年前に熱海の港や船に関する事業を立ち上げ、以来、熱海のビーチ文化を支えてきた光村智弘がタッグを組み、2021年9月に設立した会社です。
「未来の子どもたちにきれいで楽しい地球を残したい」というミッションのもと、「持続可能で幸せな社会と未来」を創る一助となりたいと考えています。

私たちはいま、気候変動、海洋プラスチック汚染、資源の枯渇、地方経済の疲弊、人口減少や高齢化など、様々な問題に直面しています。そのような課題に対して、現実を変え、より良い未来を創り出していく、その変化の源は、地域（ローカル）にあると考えています。

「ローカル」「エコロジカル」「エシカル」「ソーシャル」の観点を大事にしている未来創造部では、ローカルに軸足を置きつつ、グローバルな知恵や情報、技術、人などの助けを借りながら、地域や社会課題の解決策を考え、実験していく。まさに「グローカル」な取り組みの場づくりを担います。

具体的には、海洋プラスチックゴミ問題を中心とした環境教育プログラムの開発や運営、SDGs、温暖化、レジリエンス、地域経済循環などにかかわる研修や事業の支援、企業や自治体、教育機関等が行う社会課題の発見・解決プロセスの支援、さらに、熱海という場を生かしたワーケーション事業や地域経済の振興・活性化をめざした交流や学びの機会を提供しています。

また、熱海の海での藻場の再生によってCO2を吸収するブルーカーボンプロジェクトに加え、漁業支援と新たな観光資源づくり、海藻によるマイクロプラスチック除去の実験、収穫した海藻の炭化といった世界的なネットワークと多岐に広がる分野横断的な壮大なプロジェクトを進める一方、カフェやみんなが集えるスペースの運営を通じて、地域のひとりひとりの出番と居場所をつくる場づくり、人々の意識・行動変容が生まれるようなコミュニティの形成もめざしています。

未来創造部では日々、新たな社会実験が行われ、チャレンジが生まれています。この場と瞬間を、ぜひ皆さんにも体感していただけたらうれしいです。