Eco-Branch

お店のストーリー

本業は昭和２３年創業来、73年を超える電熱線･ステンレス線の加工商社です。
戦後日本と共にスタートした小さな会社で、高度成長期の頃は、石油ストーブのコイルや、電気ストーブヒーターの何百万台という注文を連日深夜に及ぶ残業でこなしました。
　そんな中、購買欲をそそり資源のムダ使いで成り立たせる経済は、早晩行き詰まると疑問を持ち、いのちが活かされる社会になるにはどうしたら良いのか、模索する中、人の価値観が変わらなければ社会は変わらないと思いました。
　その頃、昭和40年代に疎開先で泳いだ川がヘドロの川に変わっていったショックから脱サラし、川をきれいにしたいと畑違いの洗剤開発に着手された自然洗剤開発者との出会いがありました。世界中の自然洗剤を集めて研究し、植物油由来の液体自然洗剤を開発されたお話と使い心地に感動、お取引をお願いして2000年に環境事業部エコ・ブランチをスタートしました。

容器ゴミを減らす多目的洗剤誕生・・・
食器用・洗濯用洗剤を仕入れていましたが、濃度の違いだけと気づき、許可を得て、家庭に10本余り並ぶ、食器・食材洗い、洗濯、掃除、洗車用等が、一つですみ容器ゴミが減る、多目的洗剤「えがおの力」が誕生しました。

20年前からリターナブル販売です・・・
リターナブル容器に洗剤を詰め、空になったら容器をご返送頂き、中身を充填してお届けする充填販売開始。20年来、充填システムをご利用し続けて下さっているお客様も多く、容器ゴミが出ないのが嬉しいというお声が多くなりました。
　
「微生物様は神様です」、と語られる微生物研究者の平井孝志先生との出会い・・・
宇宙の摂理に基づく原点技術のお話に感動し、多種多様な微生物・ミネラル商品を扱わせて頂いています。安全なものを使っている安心感、余分な物のいらない暮らしは本当に心地良くシンプルです。
　より良い社会を目指し、努力し続けた結果信じられないほど便利な社会となりました。
けれど大量生産、大量消費のつけも大きく、気が遠くなるほど空気も大地も水も汚れてしまいました。私たちは水に流しても大丈夫なものや、大地に返しても安心なもの、確かな情報などをご紹介することで、負の遺産でなく、きれいな空気と水と大地を残せるよう心を尽くし、安心な社会作りへの一歩を進めたいと願っています。