Mol Cafe（モルカフェ）

お店のストーリー

珈琲農園直営店 ～コーヒーの森を丸ごと味わう～
私たちが挑んだのは、無農薬によるコーヒー作りでした。コーヒーの豆を実らせるコーヒーノキは、樹種によりますが虫や病気に弱く、通常は農薬を使用します。でも、私たちはネパールらしいコーヒーを作りたかったし、そこに農薬や化学肥料を入れたくなかった。様々な試行錯誤を経て、たどり着いたのが森林農法と呼ばれるアグロフォレストリーです。コーヒー畑にコーヒーノキだけを植えるのではなく、フルーツやスパイスなど多様な作物を植えることで、天然の日よけや虫除けの役割を担ってもらうのです。それはまるで自然の森そのもの。収穫期には、その森から恵みを受け取るように、一つ一つ手摘みで収穫します。時間も手間も情熱も、たっぷりかけて育てたコーヒー豆と、一緒に育った様々な農作物。すべてが自信作です。ぜひ丸ごと味わってください。
かつては自ら行ってきたことが、フェアトレードということに気づいていない時期がありました。ですが、同じ思いでものづくりをするフェアトレードの仲間に出会い、自分の作ってきたコーヒーもフェアトレードの理念であると認識しました。今後も地元の方々にもおいしいコーヒーが届けられるよう、ネパールの農家の仲間と共に最高に美味しいコーヒーを作り続けていきます。