コミュニティマネージャーによるコミュニティの“2025年の活動”をお届けしているコミュニティレポート紹介いたします。
毎年恒例の「用賀サマーフェスティバル(YSF)」は、2025年で20周年という大きな節目を迎えました。
今年は「用賀ブレンド」をテーマに、主催者と来場者の垣根を超えて混ざり合う、より深いコミュニティの形成を目指しました。

お祭りでは導入4年目となる「用賀ワイワイコイン」による決済を継続。
今年度の新たな試みとして、スマホ・クレカでの決済端末を全店舗で導入し、よりスムーズなキャッシュレス体験を提供できる体制を整えました。
また、20周年のスローガンとして「ようがブレンド」を掲げました。
地域の70代の女性が作る世田谷土産の「世田谷マーマレード」と、若手メンバーのアイデアをかけ合わせた「プレミアムかき氷」を販売。さらに、地元の児童館の子どもたちがデザインした魚を使った「魚釣り」ブースなど、子どもから大人までがイベントの「つくり手」として混ざり合う場を創出しました。


用賀在住のプロフェッショナルたちの専門性も活かされています。
某巨大ITベンダーの役員が運営資金集めを通した街との関係構築ノウハウを共有し、SNSサービスの広報責任者が「読まれるコンテンツづくり」を一緒に考えました。
また、全体コンセプト設計とクリエイティブ面では、武蔵野美術大学の学生たちが中心となって進めました。

今年は、お祭りの期間で約37.6万YYが流通しました。
協賛者の数は300名を超え、協賛金が約530万円集まりました。
20周年という節目を迎え、「学生主体」から「まち主体」へと進化したことで、より多くの地域の方々が自分ごととしてお祭りに関わってくれました。このお祭り自体が共感で成り立っていて、改めて感謝の念を覚えました。

また、フードチームによるサステナブルな取り組みとして、環境に優しい容器の使用や徹底したゴミの分別案内など、循環型コミュニティとしての意識も高まっています。
今後はこれらのお祭りの熱量を、いかに日常生活や街の飲食店での利用へと繋げていくかが、引き続きの大きなテーマとなります。

お祭り終了後には、例年通り協賛者の方々を招いた報告と感謝の場を設けています。
YSFが単なるイベントではなく、年間を通じて地域や全国のサポーターとの関係資本を育む重要なハブとなっていることを、20周年という節目に改めて実感しました。

年間を通じての用賀ワイワイコインの流通金額は、113.2万YYとなっています。
お祭りの熱量を、どのような形で日常の中で、街のお店と街の人々を繋げるのか、引き続き取り組む予定です。
期限切れ通貨の使途:
100%をウォレットホルダーに再分配して、加盟店での再利用へ促しています。
換金手数料1.1%の使途:
コミュニティ活動(お祭り、ゴミ拾い、コミュニティ農園、各種イベント)の原資として利用させて頂いています。
コミュニティ通貨の活性化の具体的な事例:
お祭り自体が共感で成り立っているので、地域通貨の相性の良さを感じています。一方で、ハレとケ(日常)を繋ぐ活動が、用賀では必要だと感じており、2026年から地域の個人にフォーカスをしたメディアの立ち上げを行っております。地域通貨を改めて盛り上げていくための一助になると考えています。
チーム用賀:2,924人
用賀サマーフェスティバル:来場者1.2万人
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