【eumoルポ】EUDAIMONIA（eumo限定商品）

共感コミュニティ通貨eumo加盟店「大ノ写真事務所」さんとの共同企画として、「共感コミュニティ通貨eumo」の加盟店をはじめ、アプリユーザーや、共感資本社会に生きる人たちの取り組みを紹介する季刊誌『EUDAIMONIA』を2024年4月1日より販売しました。

コミュニティの垣根を超えて、あちこちの加盟店を軽やかに訪れ、『EUDAIMONIA』を発刊された大野さんに経緯を聞いてみました。

加盟店の取材を始めたきっかけ

ちょうど１年ほど前から、私はeumoアプリの加盟店を取材し、驚くようなアイディア、ひたむきな想いや取り組みについてのお話を聞かせていただいていました。その記事をアプリやFacebookで紹介していたのですが、それがこのたびの『EUDAIMONIA』発刊に繋がったのです。
私はカメラマンをしていて、HPやチラシ、パンフレットに使う広告写真の撮影が主な仕事です。eumo加盟店には、きっと私の価値観に近い、素敵なお店や会社が集まっているのではないかと考え、加盟しました。そして心から応援したいと思える会社やお店と一緒に仕事をしたい、関わっていきたいと考えていました。
そんななか、「eumoDAO※」の存在を知って、eumoの取り組みに関わる人々と知り合えるチャンスかもしれないと思い、ミーティングに参加しました。
そこには、「eumo」をもっと多くの人に知ってもらいたいとか、もっと盛り上げたいと考えている方が集まっていました。
そういった方たちと話すなかで私が提案したのが、eumo加盟店を取材することでした。この提案に、そこにいた皆さんが賛同してくださって、このプロジェクトがスタートしたのです。

※チャットツール「Discord」を利用し、eumoアプリユーザー、eumo加盟店、eumo Academy生等、eumoに興味・関心のある方々が集い、自発的に活動しているコミュニティ。

加盟店を巡る旅からうまれた小さな渦

eumo加盟店で、最初に取材したのは「大人のすなbar」さんでした。オーナーの高橋鉄平さんは、快く取材に応じてくださいました。「すなバトン」という取り組みや、循環を生むためのアイディア、そして鉄平さんの想いなど、いくつも興味深いお話を聞かせていただきました。
やはりeumo加盟店はすごいなと実感したのと同時に、他の加盟店でも、まだまだ面白い話がたくさん聞けるのではないかとワクワクし始めたのを覚えています。
実際その後の取材でも、興奮したり、胸を熱くするようなお話をたくさんうかがってきました。（それぞれの記事については、アプリの大野朋美のコメント欄をご覧ください。）取材に応じていただいた加盟店さんからも感謝の言葉をいただき、また記事を読んだ方からの反響も少なからずいただいていたので、私にとってこの活動は、もはや使命というか、誰かがやらなくてはという思いが膨らんでいったのです。
それを投稿すると、たくさんの反響もいただきました。そうするうちに、紹介する場がSNSでは、どんどん流れていってしまうので、もったいないなと思い始めたのです。そこで、こういった情報を紙媒体でお手元に届けるのがいいんじゃないかなと思いました。
最初はeumo事務局に発刊することを提案しようと考えていました。機関紙とか会報誌って、通常はそういうものですよね。でも考えてみたら、非営利株式会社eumoは加盟店から年会費とか加盟料を取る形になっていませんし、現実的にそれは難しいのではないかと思い至りました。ならば大ノ写真事務所が発行して、eumo（ë）払いオンリーの商品にすれば、三方よしの形になるのではないかなと考えたのです。

みんなが集う大人のすなbar

小さくても自分らしい渦を、みんなで

『EUDAIMONIA』を読んでいただければ、繋がりたい、共に何かしたいと思える加盟店や人に、きっと出会えると思います。副題は「軽やかに、渦を起こす。」です。ひとつの大きな渦を起こそうというのではありません。このメディアをきっかけとして、動きが生まれ、世の中にいくつもの良き渦ができたら素敵だと思っています。そんな未来に共感していただけたら、ぜひ読んでみてください。