ファンレポート(2024)

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コミュニティマネージャーによるコミュニティの“2024年の活動”をお届けしているコミュニティレポート紹介いたします。

 

 

一般社団法人fanableが運営するファンとは?

1.ファンは、使えば使うほど地域の社会課題が解決に向かっていくことを目指した通貨です。
地域は、住む人が自らつくるもの。ファンが生まれた豊中は、大阪のベッドタウン。生活水準が高い地域として知られています。しかし一方で、他の地域同様、金銭的困難による子ども食堂の廃業や、老老介護、孤独死、多くの社会課題を抱えています。
その根本的な原因は、身近な人の「あえて見ないようにする」メンタリティにあると私たち思います。
ファンは、流通を通じて生まれた収益の全てをNPOに寄付します。ユーザーは、ファンを利用することで自然に社会課題と関わることができるのです。

2.「知り、関わる」が大事にしたいゴールです。
ファンが目指すのは、誰かの不幸を放っておかないコミュニティをつくること。
「あえて見ない」状態から、「自然に関わる」状態に。更に、「もっと知りたい」になるようにユーザーコミュニティを育てたい。だから、ファンが応援するNPOが直面している「社会課題のリアル」をユーザーに知ってもらう活動をしています。

3.ファンは顧客のコミュニティ化を促進します。
ファンは、価値観を共有する企業や商店間の共通ポイントとしての役割を担っています。
ファンの加盟店は、「ファンを配る」、「ファンを使ってもらう」2つの機能を持っています。ファンを配ったお客様は別のファン加盟店に。お客様を共有することを通して、経済的な影響力を大きくしていくこともファンの目指す世界です。

私たちは、上記のような活動を通して、参加企業/商店のお客様を、大きな応援団(ファン)にしながら、「やさしいコミュニティ」づくりをすすめます。

 

2024年ファンのあゆみ

~3月 企画
ああでもない、こうでもない、を3年間繰り返してやっと生まれた「ファン」。

 

 

4月 キックオフイベント
お店とお客さんが一緒になって、社会課題を「知り、関わる」ことができる通貨「ファン」。
お披露目には、eumo代表の新井さん、若者の貧困支援NPO法人D×P代表の今井さんがゲストとして登壇。
40名の地元商店や企業の皆さんに参加いただきました。

 

 

5月 事例共有会
どうすればファンを活性化できるかメンバーで考えました。

 

2次会はモチロン加盟店の「てつたろう」で

 

 

8月 「京都祭コイン」現地勉強会
メンバーで遠征。京都の面白い取り組み、京都祭コインの勉強に。いばくるコインの川野教授にもお会いできました。

 

 

9月メンバー活動紹介

清水君は地元の飲食店盛り上げ活動、「SUPE」を紹介。最後はまさかの、LIVEを見たお母さんが飛び入り参加。

 

 

9月「ニューリーフェスタ」を開催

ネッツトヨタニューリー北大阪で、ファンを基軸通貨にした交通安全イベント(「ニューリーフェスタ」)を開催し、交通安全宣言をしてくれた子供の親にファンの趣旨を説明して500ファン付与。

輪投げやコイン落とし、キッチンカーでつかってもらいました。ファンブースは終始長蛇の列!1日で260名以上の新規アプリユーザーが生まれました。

 

 

11月 有志で加盟店「鮨西木」さんに

超絶美味しいお寿司屋さん(現在休憩中)

 

 

12月 支援対象の認定NPO法人D×P見学会
若者の貧困の現状や、グリ下でD×Pが行う支援を勉強。みんな真剣。

 

 

期限切れ通貨の使途:地域課題と戦う人や団体に寄付 を行います。24年度は若者の貧困支援や居場所づくりに取り組むNPO法人D×Pへの支援を行っています。
※寄付予定額は548,177円<24年12月時点>

換金手数料1.1%の使途:同じく、地域課題と戦う人や団体への寄付となります。(コミュニティ通貨は会員の会費によって運営されています)

 

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