店舗詳細

小布施牧場milgreen

店舗紹介

子牛のいるジェラートとチーズのお店 milgreen【ミルグリーン】

小布施牧場は2018年春、長野県小布施町に開業しました。

千曲川の支流・松川のほとりに広がる5ヘクタールの広大な平地林で、数千本のコナラやクヌギが植わる、小布施の禅宗の名刹・玄照寺が所有する「小布施千年の森」に牧場はあります。

広葉樹の森を整備し牧草を育て、子牛を放しています。四季折々に表情を変える美しい森を訪れる人たちが、子牛たちと触れ合える場になっています。

また信州小布施は、江戸時代、特産の小布施栗を徳川将軍に献上する御天領でした。小布施牧場にある栗園は、小布施町の中でも「栽培好適地」といわれる地域にあり、太陽の恵みをいっぱいに受けて育つ栗が実ります。

 

小布施牧場を創業したのは、この町で生まれ育った、木下荒野(こうや)さんと兄の真風(まかぜ)さん、そして2人の夫人です。

はじまりは2010年元旦。北海道の酪農学園大学から帰省していた荒野さんは、地元紙「信濃毎日新聞」に掲載された1ページ全面広告にくぎづけになりました。

「かんてんぱぱ」ブランドで知られる伊那食品工業株式会社の塚越寛さんが旅先で撮影したスイスの美しい田園風景の写真には、「日本の農業のあり方を考える」と題した塚越さんのメッセージが添えられていました。

山間部の農地が荒れつつあります。

高齢化に伴う農業就農者の減少もその原因のひとつと言われています。

よく手入れされた農地は観光立国には欠かせません。

ゴルフ場と見間違うようなスイスの景観。

スイスには荒れた農地や見苦しい薮はありません。

家畜がきれいにしているのです。

将来の観光立国を見据えて、私たちは20年、30年後の日本の農業のあり方を考えるべきだと思っています。

「農業生産法人ぱぱな農園」もその為の小さな努力のひとつです。

 

将来の道を思い悩んでいた荒野さんは、その後、このメッセージをいつも念頭に置いて模索をつづけ、国内外の牧場での体験を経て、小布施牧場の開業に至りました。

 

遊休農地を耕して栽培した牧草やトウモロコシ、天日干しの稲わらなどを牛のエサにして、輸入飼料に頼らない、地元産100%を目指しています。

また牛舎はニオイ対策が重要です。荒野さんは、牛舎をこまめに清掃しているほか、地元で採取された善玉菌(乳酸菌や酵母菌、納豆菌など)を牛に与えたり、堆肥に混ぜたりすることで、いやなニオイがしない牛舎を実現しています。

小布施牧場の理念は「楽農経営による美しい里山をふやします」。

使命は、「里山における小規模・放牧型・地域内循環型の高品質の六次産業で、日本の酪農のあるべき一つのモデルを創り出すこと」です。スタッフみんなが、この使命を果たすためにやる気に満ちて幸せに働くことを通して、関わる人たちみんながハッピーになる末広がりの年輪経営をつづけることを目指しています。「新しい雇用を生み出して、定住促進や税収にも貢献し、小布施の人たちに誇りに思っていただける会社に育てたい」と荒野さん。安定成長と地域の食文化への貢献のために、黒毛和牛の繁殖・育成にも取り組み始めています。

 

日本の酪農業者の大半は、牛から搾ったミルクを乳業メーカーに売る一次産業型ですが、小布施牧場は、小規模・放牧型で、ジャージー牛のミルク(一次)を、ジェラートやチーズに仕上げて(二次)、自社のお店でお求めいただく(三次)、一✕二✕三の六次産業型です。
小布施の先人たちは、ブランド栗である「小布施栗」を栗羊羹などの上質なお菓子に仕立て上げ、それを自社のレストランで提供する、付加価値の高い六次産業型で、こんにちの繁栄を築いてきました。小布施の栗菓子産業は小布施牧場のお手本です。

また商品となるジェラートやチーズのおいしさは、牛乳の質で決まります。小布施牧場では、ミルク感たっぷりで、「コク」と「うまみ」に優れているジャージー牛乳の特長を、生かしきることを大切にしています。

ジャージー牛は日本で飼育されている乳牛の全頭数のわずか1%という希少種です。英王室専用のミルクをつくるために、イギリスのジャージー島で長年にわたって他の品種から隔離されて改良され、乳牛の中では最も濃厚な牛乳を生み出す独自の品種になりました。

ジャージー種は、ホルスタイン種などほかの乳用牛の中では最も体格が小さく、採れる乳量もホルスタインの半分ほどしかありません。特長は、草を良質のミルクに変える能力に優れていることです。

乳脂肪分、無脂乳固形分が高く、濃くてクリーミーな牛乳です。生産量の少ない貴重品のうえ、高タンパクでビタミンやミネラルなど栄養価が高く、英王室の御用達であったことから、現在でも高級品と位置づけられています。

ジャージー牛のミルクは、淡い金色をおびた美しい色をしているため「ゴールデンミルク」と呼ばれています。

 

そんな自慢のジャージ牛から生まれる商品達を楽しんでいただく「空間」にもこだわっています。広大な雑木林の中に佇む、milgreenの設計は、「住まい塾」を主宰する著名な建築家・高橋修一氏によるものです。

森を眺めながら小布施で濃厚ジェラートやコーヒーを楽しみ、ゆっくりとくつろぎにきませんか?

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