お店のストーリー
「Cafeからびな」は株式会社4DeeRが運営するコミュニティカフェです。4DeeRは、地域資源を活用し人々を結びつけ、その連帯から生まれる新たな価値を地域と社会に提供することをmissionとしています。
私たちの事業は、個人のwell-beingの実現を追求しながら、同時に人口減少に伴う社会課題の解決にも貢献することを目指しており、社会づくりの手段として「人と人をつなぐ」ことを重視しています。
人々が協力し、アイデアを共有し、共に働くことによって新たな可能性が広がります。つながりから生まれるイノベーションが地域と社会に新たな価値をもたらす手段であると私たちは確信しています。
具体的には、「人と人をつなぐ」「地域資源をプロダクトする」をコンセプトに、「コミュニティカフェの運営」、「社会課題や地域課題をテーマにした旅を提供する旅行業」、「安曇野の豊かな食材を活用した食品開発及び販売」という3つの事業を「からびな」という屋号で展開しています。
さらに、大学生と社会人を対象にしたプロジェクトベースドラーニングのプログラム提供、地方創生に関するコンサルティングも行っています。
私たちはこれからの事業展開に際し、変化のチャンスを見逃すことなく、地域社会と連携して持続可能な「ありたい社会」の構築に挑戦していきます。
- 住所
- 〒3998601
長野県池田町大字池田4124-2 - 取扱通貨
- 共感コミュニティ通貨eumo
- 店舗カテゴリ
- カフェ・レストラン、学び・エンターテインメント
- 電話番号
- 0261854231
- 営業時間
- 11:30~16:00(cafeからびな)/ 9:00~17:00(株式会社4DeeR)
- 定休日
- 火曜日水曜日(cafeからびな)/ 土日祝(株式会社4DeeR)
- 店舗の説明
- 「cafeからびな」は、長野県池田町の街中にあります。池田町は、松本市と白馬村の中間に位置し、北アルプスの壮大なパノラマが美しい町で、かつて千国街道の宿場町として栄えていました。 池田町の街並みには、「ウナギの寝床」と呼ばれる細長い物件が数多く見られます。江戸時代、土地に対する税金は「間口」(道路に面する建物の幅)に基づいて課せられていたため、税負担を軽減するために間口が狭く奥行きのある敷地が一般的でした。このような細長い物件は、当時の宿場町や商家の名残として現在も地方各地に見られますが、使い勝手の悪さや駐車場の確保が難しいことなど現代の生活には不便なため空き家になる傾向にあります。 ウナギの寝床といわれる物件の多くは築年数が古く、建材や設備が老朽化しているため、修繕費や維持費がかさみます。 資産価値よりも解体費が上回ることが多く、そうなると物件を流通させることが難しくなり、前述の不便さと併せ空き家になる要因となります。 「cafeからびな」の建物も典型的なウナギの寝床(初めて訪れた方は驚くほどの細長さ!)で、かつてお茶を販売していた店が数十年にわたり空き家となっていたものでした。私たちはこの条件不利物件に新たな価値を付加し、再生することを目指しています。 カフェでは、地元食材を活用したメニューを提供するだけでなく、「人と人をつなぐ」「地域資源をプロダクトする」をコンセプトにしたイベントを開催しています。地域で魅力的な活動に取り組む方からライフヒストリーを語っていただく「コレマデ/コレカラ」、社会課題や幸せについて考えるノンフィクション映画を上映する「からびなシネマ」などにより、参加者同士のつながりを深め、地域が直面する課題に対する関心を高めることを目的としています。 「cafeからびな」は、池田町の歴史と文化を感じながら、新しい価値を創造する場所です。皆様のお越しを心よりお待ちしております。