コミュニティマネージャーによるコミュニティの“2024年の活動”をお届けしているコミュニティレポート紹介いたします。
地域通貨い~とmoは、2024年4月1日からスタートしました。
おかげさまで、たくさんの方に参加してもらうことができ、1/9現在で、
ユーザー数 272名
加盟店数 34店舗
通貨決済量 3,884,031 tomo
ギフト率 12.2%
となっています。
今年もより一層広げていけたらと思っています。
<2024年の主な活動>
3/31(日) い~とmoキックオフイベント
4/1のいーとmoリリースに先立ち、キックオフイベントを開催しました。
新井さんも駆けつけてくださり、い~とmoのリリースをお祝いしてくださるとともにeumoについて詳しく話してくださいました。新たにい~とmo加盟店になってくださった方や九州圏内のeumo加盟店さん、い~とmoに関心を持ってくださっている方など、たくさんの方が参加してくださり、いいスタートをきることが出来ました。
7/13(土)&14(日)い~とmoツアーvol.1<森と海編>
い~とmoの取組みを知ってもらい、コミュニティのメンバーに会ってもらうためのツアーを開催しました。
初回となる今回は、い~とmoのロゴにもなっている森と海をテーマに開催しました。
天候の都合で森や海に入ってのワークショップはできなかったのですが、森を一緒に歩きながら加盟店である「NPO法人いとなみ」の森づくり活動の話を聴いていただいたり、海ゴミリサイクルをしている加盟店「めぐるラボいとしま」にて、海の話を聴いていただき、い~とmoが目指している社会についてお伝えしました。ツアー参加者が、その後森の活動や海の活動に参加してくださったのが嬉しかったです。
8/19(月)い~とmo交流会vol.1
い~とmo加盟店やユーザーの方、興味を持っている方が交流し合える会を定期的に開催しています。興味はあるけど具体的にどうやって使ったらいいのかとか、加盟店になるにはどうしたらいいのかとか、加盟店になったけどここがわからない、などなどわからないことを聴いていただいたり、加盟店やユーザー同士が知り合える場になっています。
9/13(金)~14(土) い~とmoツアーvol.2<オルタナティブ教育編>
2回目となる今回は、い~とmoのもうひとつの特色であるオルタナティブスクールを訪れるツアーでした。
糸島にはオルタナティブスクールがいくつかあるんですが、その内の2つ「お山の樂校」と「おとなとこどもの学校テトコト」がい~とmoに加盟していて、その2つのオルタナティブスクールを訪れ、子どもたちが学んだり遊んだりしている様子を見せてもらいながら、学校において大事にしていることや、日々の学校の様子を聴かせていただき、子どもたちが普段やっているワークを一緒にやったりしました。
い~とmoは、森のような持続可能で循環型の社会をつくろうとしているのですが、これからの教育を考えることとこれからの社会を考えることは切り離せないと思っているので、い~とmoの中にオルタナティブスクールがあることはとても重要なことだし、それをツアーによって体感していただくことも重要なことだと改めて感じました。
9/17(火)い~とmo交流会vol.2
今回の交流会では、加盟店である「島食材生活。」さんに、日本各地の離島の食材を使った料理を出してもらってランチをしながら交流しました。
奄美の郷土料理「油ぞうめん」や、伊豆諸島の郷土料理「べっこう」などを美味しくいただきながら、ひとつひとつの食材の詳しい説明や様々な調理法、お店をどういう想いでやっているかや始めた経緯なども知ることができ、これからこんなコラボが出来そうなどの話もすることが出来ました。
11/6(水)い~とmo交流会vol.3
今回の交流会は、加盟店である「糸島発酵お結びyuyu.」さんのおむすびランチとともに交流しました。
日本各地のいくつものおすすめの塩を用意してくださって、食べ比べたりしながら発酵の話やお店立ち上げの話などを聴くことができました。
11/24(日)「みんなでつくるみんなのオーガニックマルシェvol.11」にて、い~とmoトーク
糸島で年4回開催しているオーガニックマルシェ内で、コミュニティマネージャーのまきさんと藤井さん(ふじいもん)で出演し、い~とmoについて話させていただきました。
トークの後も関心を持っていろいろ聴きに来てくださり、特に出店者の方が加盟店に興味を示してくださいました。
マルシェの出店者約30ブースのうち、今回8ブースが加盟店だったのですが、これからオーガニック関係の加盟店を増やしていき、ゆくゆくは加盟店のみでオーガニックマルシェを開催できたらと思っています。
12/6(金)お金のいらない国イベントにてい~とmoトーク
加盟店である古民家コミュニティスペース「まるゐと」にて開催されたトークイベント『「お金のいらない国」作者・長島龍人さんとお金について一緒に考えてみよう!』に、コミュニティマネージャーのまきさんとふじいもんが出演し、い~とmoについてお話しました。
誰かがして欲しいということをしてあげると感謝され歓びになり、その歓びが原動力となって創意工夫や発展や成長があるというのが経済の本質だと思っています。
そこにお金が介在するかどうかは大して重要ではないと思っています。
なので、い~とmoにおいても、してほしいことを発注し合い受注し合うような関係性が重要だと思っているので、これからそれを促進するような仕組みを整えていきたいと思っています。
12/11(水)い~とmoツアーvol.3&交流会
今回のツアーは「縄文と弥生のつながり直し」がテーマで、糸島の中の縄文遺跡と弥生遺跡とその中間的遺跡を訪れながら、それにまつわる話をしました。
今から約2000年前の糸島半島は、縄文的海洋民が集落を築いていたところに朝鮮半島から弥生的な農耕民族が渡来して来て、縄文的海洋民の協力も受けながら一大農耕集落を築いていきます。
農耕というのも、当時は最先端技術でした。その技術を富の独占のために使えば戦争になり、富の分配や共有のために使えばコミュニティの繁栄につながります。
糸島の地にはその両方の歴史があり、それを見た上で、これから富やお金や先端技術を何のために使うのか、参加者みんなで話し合い共有し合うようなツアーとなりました。
その日の夜には、仕事で福岡に来られていた新井さんを囲んでの交流会も開催しました。
ツアー参加者だけでなく、新しい加盟店の方に新井さんに会っていただくことが出来ていい会でした。
期限切れ通貨と換金手数料1.1%の使途
い~とmoは、期限切れ通貨と換金手数料1.1%を、森と海とオルタナティブ教育のために使う、としています。
2024年は、
森に関しては、い~とmo加盟店である森づくり活動団体「NPO法人いとなみ」が運営している森の再生活動に参加してくださった方に、計3800 tomo(4~6月分)をい~とmoをお渡ししました。
団体に渡すのではなく、参加者に渡すようにすることで、い~とmoを手に入れる機会を増やそうとしています。
海に関しては、い~とmo加盟店である「一般社団法人イドベタ」の海のクリスマスツリーワークショップに参加された方に計3800 tomo(4~6月分)と、「一般社団法人ふくおかFUN」が開催する海ゴミ拾いに参加された方に計6400 tomo(7~9月分)を、い~とmoをお渡ししました。
オルタナティブ教育に関しては、い~とmo加盟店であるオルタナティブスクール「お山の樂校」と「おとなとこどもの学校テトコト」のスタッフに計6400 tomo(7~9月分)い~とmoを渡しました。
い~とmoをもらった方が、使えるお店を探してみんなでご飯を食べに行ってくれたり、オーガニックマルシェにい~とmoを使いに来てくださったりして、また新たなつながりが生まれるとともに、それがまた還元されるという循環も生まれています。
<2025年の予定>
- 2/6(木)~8(土) い~とmoツアーvol.4 テーマ:森と海とオルタナティブ教育
- 2/19(水)21時~ い~とmoオンライン交流会vol.1 ※その後も定期的に開催予定
- 5/9(金)~11(日) い~とmoツアーvol.5 テーマ:食べられる森とオルタナティブ教育
- 7/2(水) い~とmoツアーvol.6 テーマ:縄文と弥生のつながり直し
- 8月(日程未定) い~とmoツアーvol.7 テーマ:森とオルタナティブ教育
- 10/19(日)~20(月)い~とmoツアーvol.8 テーマ:縄文と弥生のつながり直し
- 12月(日程未定) い~とmoツアーvol.9 テーマ:森とオルタナティブ教育
ツアーやイベントのご案内は、アプリのい〜とmoコミュニティのタイムラインでお知らせしますので、ぜひ、い〜とmoのフォロー(ウォレット追加)をお願いします。
今年も、より一層い~とmoの活動を広げていき、自然を大事にし、交易によって豊かさを分かち合うようなコミュニティをつくっていけたらと思っています。
遠方の方もぜひツアーに参加していただけたら嬉しいです。