「いのちを育む食」を届ける旬彩工房

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「いのちを育む食」を届ける旬彩工房

雪深く、ブナの森が広がる山形県の白い森の国・小国町。百名山の一つである、飯豊山の麓にあたる場所で農業を営んでいるのが、旬彩工房代表の山口ひとみさんです。


「いのちを育む食の応援団」でありたいと願う、地元のお母さんたちと、組合として立ち上げた旬彩工房は、街中から20分近くかかる地域の雇用の場にもなっています。

自家栽培のお米と雑穀を活かして作られた、安全で美味しいおやつやパンたち。購買がない地元の高校や役場などでも販売を行い、地域の人たちの食の支えにもなっています。

雑穀との出会いは、「自然食って茶色くておいしくない」というイメージが、ガラッと変わったきっかけから。

山口さんが考える、自然食を通じた「いのちを育む食」とは?ファンが集まる農家のかたちをうかがいました。

旬彩工房

旬彩工房

 

健康な体=いのちを育む

保存料など、化学物質は極力使わず、「安心」と「美味しい」が両立できるものを目指しています。

土の力、自然の中の力をきちんと食べてもらいたいのよね。

旬彩工房代表の山口ひとみさん

旬彩工房代表の山口ひとみさん

人も地球も、支えられる生き方をしようね。健康な体を作る、「いのちを育む食」を大切にできる食べ物を愛を込めて作っています。

お客様とも支え合える存在になりたくて。食べてくれる人が知っている人だと、大事にしたいと思って作る側の責任も大きくなっていくでしょ。

科学的なものを避けると、雑穀は無農薬だしお米も減農薬。お菓子も保存料などはほとんど使ってません。

ここの場所、水の源流に近くて生活排水の影響などがないから、他と比べて安全度が確保されているの。雪解け水の豊富さ、中山間地域で朝晩の温度差で旨味が凝縮していて。

安全で、自分が美味しいと思ったものを仲間たちと共有したい!っていう気持ちで、農家として販売までしています。

環境や食について教わらないおかしさに気づく

東京での社会人生活で、お互い気持ちよく対応できるお仕事がしたいとは思っていたの。食が乱れて体調を崩した時に、環境や食について教えてもらえていないおかしさに気づいて。

たまたま、環境活動をしている子の嫁ぎ先に間借りしていて。その子のもとを尋ねた時に振る舞ってくれた、ゴボウの雑穀ピラフがすっごく美味しかったの。

自然食って「茶色くて美味しくない」というイメージでしたけど、その日に出された鮮やかな穀物菜食のパーティーご飯を見て、印象がすっごく変わって。きちんとした発想と食の技術を学んで、手伝うようになったら、今住んでいる小国町に行く機会ができて。

ご縁でここで農業を営んでいた今の旦那さんと結婚して、ここに移住して就農するところまで進みました。ご縁ってほんとすごいよね。

それで、せっかくなら自分で雑穀を栽培して、環境や食について自分が思うことを伝えられるようにしようって考えて、自然食のことを始めました。

グリッシーニを焼いている様子。

グリッシーニを焼いている様子。

旬彩工房のグリッシーニ(国産小麦に自家栽培のたかきび粉や米粉を加えて一本一本手作りした、スティックタイプのお菓子)。おやつとしてはもちろん、食事の中の1品として、スープやチーズをディップして食べるのがおすすめ。

永続的に生きられる、社会の動きを楽しめたらいいな

ジブリ作品の、「ナウシカ」みたいな世界をみんなで作っていく、世の中をもう1回作っていく時代になっているなと思うの。

大きくは変わらなくても、自分たちの手の届く範囲で。永続的に生きれる社会の動きを楽しめたらいいな。最近はおやすみしているけど、以前はお手伝いに来てもらったり、東京でイベントをやったりもしていて。自然に触れる、収穫体験なども今後やれたらいいなと思います。

最近、“共感資本主義”の社会を作ることを目指す、共感コミュニティ通貨・eumoを導入しました。お金に踊らされず、思いを寄せ合う「共感」で食べ物などを手に入れられる社会ってとっても素敵で。

こういうアクションも、社会の動きとして周りに広められたらいいなと思っています。

 

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