2023年の「ALPSCITY pay(アルプルシティ・ペイ:AC pay)」の活動をご紹介いたします。
アルプスシティ・フォーラム
地域の未来に関心のある人たちが集い、議論をして、つながりあうためのイベント「アルプスシティ・フォーラム」を信州まつもとにて開催しました。
詳細は、以下のWebサイトの通りです。2日間にわたり、全部で5つのセッションを開催しました。1日目の夜には、アルプスシティ・ペイの加盟店さんによるお料理とお酒を特別メニューで提供して頂き、参加費はアルプスシティ・ペイにてお支払い頂きました。
https://alpscity.org/f263001536824127abd1ba30feb402b9
アルプスシティ・マーケット
アルプシティ・フォーラムと同日開催の形で、アルプスシティ・マーケットを開催しました。街の週末マーケットをイメージしています。大人から子どもまで、学べて楽しめるイベントを目指しています。
このイベントに向けて、加盟店さんを中心に、各種ワークショップやイベントブースを出展して頂きました。具体的な出展内容については、以下のWebサイトの通りです。
https://alpscity.org/3d1965d6afcc450a858bab47f303b9e5
アルプスシティ・セミナー
「アルプスシティ・ラボ」の主催で、オンラインセミナーを開催しました。アルプスシティ・ラボのメンバーの皆さんは、月々の会費をお支払い頂いているために無料、非会員のみなさまについては、アルプスシティ・ペイにてお支払いする形で、地域やデジタルに関する先端的な学びに触れることが出来ます。
セミナーは、以下のWebサイトの要領で行いました。
アルプスシティ・フォーラムの様子
期限切れ通貨の使途:
期限切れの通貨については、当初から7割をユーザーに再配布、残りの3割を地域課題解決のためのプロジェクトに使用することにしています。
3割の地域課題解決分ですが、2022年度は、アルプスシティ・フォーラムおよびアルプスシティ・マーケットの開催のための費用の一部として使用させて頂きました。
換金手数料1.1%の使途:
換金手数料1.1%については、アルプスシティ・ペイの運営費用として使用させて頂いております。
コミュニティ通貨の活性化の具体的な事例:
2024年度を目処に、中部山岳国立公園をまたぎつつ、松本市と高山市を結ぶ「北アルプストラバースルート」プロジェクトにアルプスシティ・ペイも参画します。
具体的には、「Local Touch」という名称での新サービスを開始します。北アルプストラバースルートの旅行商品をお買い上げの観光客のみなさまに(主に、海外からのインバウンド観光客を想定)、総額の数パーセントをアルプスシティ・ペイにチャージする形で、観光客のみなさまに配布します。
LOCAL TOUCH by ALPSCITY pay サイト:https://touch.alpscitypay.jp/ja/
配布は、「Local Touch Pass」と呼ばれるカードにて行います。このカードには個別のQRコードが印刷されており、海外からの旅行者の方は、アプリを使うことなく、このLocal Touch Passにてアルプスシティ・ペイの決済が出来ます。
また、外国人観光客のみなさまを主な想定として、Local Touchな体験やツアーなどを特別に用意しています。
Kita Alps Traverse Route HP:https://kitaalps-traverseroute.jp
Local Touchは、地域通貨を組み合わせることで、旅の新しい形を提案すると共に、地域経済を活性化し、期限切れ通貨の一部を地域課題解決のためのプロジェクト資金としてプールするなど、デジタル×ローカルによる「新しいコモンズ」の創生へとチャレンジする試みです。