食や地域の文化を語り合える場

長野県松本市にある「Akarie」は、松本市出身の明里さんがオーナーを務めるイタリア料理屋さんです。

料理には、地元の食材を使用している他、ソムリエでもある明里さんが豊富な種類の中から料理に合うワインをセレクトして提供して下さいます。

松本・駅前大通り沿いに佇むライトブルーの店舗は、明里さんが大好きとおっしゃっていたフランスの街並みを彷彿とさせる佇まいでした

私がいただいたコース料理にも、地元のお野菜やジビエがたっぷり使われていました。なんと、料理の中には、明里さんのご実家が営む農園で採れた野菜も使われており、まさに地産地消！

天ぷらには、明里さんのご実家が松本市内で営む農園で採れた蕗の薹が使われていました

Akarieのテーマは「ガストロノミック」。ガストロノミックとは、フランス語で「美食学」を意味します。美食学と聞くと敷居が高いように感じますが、明里さんは「Akarieを通じて、食文化や地域の文化をフランクに語り合える地元の溜まり場のような場所にしたい」とおっしゃっていました。美味しい料理やワインだけでなく、気さくで明るい明里さんの人柄もAkarieの魅力の一つだと感じました！

温かみのある店内にはテーブル席の他にカウンター席もありました。カウンターでオーナーとお話しながら飲むのも素敵ですね！

明里さんは、松本市で生まれ育ち、松本市内で幅広い分野の料理店で働いた経験をお持ちです。是非Akarieで、美味しいご飯をいただきながら、明里さんや地元の方々との交流を通じて、松本の文化を感じてみてはいかがでしょうか☺︎