<株式会社風と土とについて>

いなかベンチャー企業・株式会社風と土と(2018年社名変更)は、2008年よそ者3人が移住して起業した会社です。

代表取締役の阿部さんは、トヨタ自動車で働く中で、「この競争社会の激化の先に、いったい誰が幸せになるのだろうか?」と疑問をいだいているときに、持続可能な社会のモデルを目指す海士町と出会い、仲間と共に移住、起業しました。島にある信頼・共感・文化など目に見えない資本を大切にして、人と人、人と自然の温かい関係性ある未来づくりを進めています。

風と土とでは、これまでの地域づくり事業・人材育成事業・メディア事業に加えて、出版事業も立ち上げ準備中です。

地域づくり事業では、田んぼ、素潜り漁、神楽などを実践して島に根差しつつ、世界中の新たな可能性を活かして、地域のビジョン・仕組み・仲間を創っています。

人材育成事業では、島外の企業や自治体、大学の研修を海士町で行い、11年間で2000人ほどの人たちが参加してきました。日立、ヤマト、NTT、イオン、サントリー、味の素などの大企業の人たちが、未来社会の縮図の島にやってきて、未来の当事者として新たな挑戦を生み出しています。

地域の新たな可能性を広げるために、英治出版株式会社と提携して、未来社会の縮図の島から見えた未来への問いを探求する出版事業を準備しています。

現在、社員は9人、事業パートナーが5人、リクルートキャリアの初代社長だった水谷智之さん、サステナビリティの専門家である枝廣淳子さん、英治出版の代表である原田英治さんやハーバードビジネスレビュー元編集長の岩佐文夫さんがアドバイザーを務めています。

風と土とという社名には、『風の人(よそ者)と土の人(地元)が共に風土(目に見えない価値)を創り出していく』という願いが込められているそうです。移住者・地元の人含めた島民との交流から、まだ見ぬ新たな未来を切り拓くために、一度海士町に行ってみませんか?

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